苔花堂古本目録・文庫・(日本・東洋 古典文学、詩歌、文学評論)

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文庫・(日本・東洋 古典文学、詩歌、文学評論)
書名・書影 価格 著者、訳者、解説 出版社 発行年月 状態、目次抄
王朝漢詩選 ¥800 小島憲之・編 岩波書店 岩波文庫 2010年 重版 文庫版 カバー −「漢詩」という外来の文体に、詩才を競いあって生まれた王朝の漢詩は、漢字による表現の困難さを克服しつつ、王朝びとの詩心を表出した成果にほかならない。七−十二世紀に創られた詩は三千余首にものぼる。その中から一七〇首を厳選、訓読文と現代語訳・注釈を付し、先人たちの巧みなまた愛すべき詩を味読できるよう配慮した。(紹介文)
今昔物語集 本朝仏法部 上巻
今昔物語集 本朝仏法部 上巻
¥800 佐藤謙三・校註 角川書店 角川文庫 昭43 重版 文庫版 484頁 帯 上巻(巻第十一−巻十五(211話(本文欠含む)/脚注)
全訳注 平家物語(11) ¥800 杉本圭三郎・全訳注/杉浦幸治・装画/志賀紀子・カバーデザイン 講談社 講談社学術文庫 1991年 重版 文庫版 カバー −覚一本の一本である東京大学国語研究室所蔵『平家物語』(旧高野辰之氏蔵)を底本とし、笠間書院刊影印本によって翻刻。−元暦2年2月、義経は精鋭を率い、暴風をついて屋島を奇襲し、平家を破った。壇の浦に遁れた平家勢と、これを追う源氏勢との最後の合戦が、同年3月24日関門海峡で繰広げられ、海上の激しい戦闘のはてに平家方は敗れ、二位尼に抱かれて安徳帝は入水し、知盛、教経ら武将も壮絶な自害をとげた。宗盛、建礼門院は捕えられて都へ連れ戻され、宗盛は頼朝に面謁ののち斬られ、捕虜となっていた重衡も奈良の大衆に引渡され処刑された。(紹介文) −凡例/平家物語・巻十一(本文、現代語訳、語釈、解説 −逆櫓(さかろ)、勝浦 付大坂越、嗣信(つぶのぎ)最期、那須与一、弓流、志度合戦、鶏合 壇浦合戦、遠矢、先帝身投、能登殿最期、内侍所都入、剣、一門大路渡、鏡、文之沙汰、副将被斬、腰越、大臣殿被斬、重衡被斬)
全訳注 平家物語(12) ¥1,000 杉本圭三郎・全訳注/杉浦幸治・装画/志賀紀子・カバーデザイン 講談社 講談社学術文庫 1991年 重版 文庫版 カバー −覚一本の一本である東京大学国語研究室所蔵『平家物語』(旧高野辰之氏蔵)を底本とし、笠間書院刊影印本によって翻刻。−平家が滅びはてて、世も平穏になるかと思われたが、京は激しい大地震の災害をうけた。捕虜となった平大納言時忠らは流刑に処せられ、また数々の武勲にもかかわらず、頼朝の嫌疑をうけた義経のもとへ刺客が向けられ、義経はこれを斬って行方をくらました。平家の残党は誅せられ、六代もついに斬られて平家の子孫は絶えた。建礼門院の大原での余生を語って、ここに『平家物語』全篇の幕はおろされる。(紹介文) −凡例/平家物語・巻十二・灌頂巻(本文、現代語訳、語釈、解説 −大地震、紺掻之沙汰、平大納言被流、土佐房被斬、判官都落、吉田大納言沙汰、六代、泊瀬六代、六代被斬/ 灌頂巻−女院出家、大原入、大原御幸、六道之沙汰、女院死去)/地図、系図、年表、解説
中世なぞなぞ集
中世なぞなぞ集
¥1,000 鈴木棠三・編 岩波書店 岩波文庫 1997(平成9)年 重版 文庫版 カバー
好色一代男 附・現代語譯
好色一代男 附・現代語譯
¥800 暉峻康隆・訳注 角川書店 角川文庫 昭41 重版 文庫版 296頁 裸本背しみ、汚れ 挿絵54図(西鶴自画)
−巻一−巻八54話/脚注、現代語譯、解説(諸本、時代、成立、鑑賞と批判)
近松世話物集 1・2揃
近松世話物集 1・2揃
¥2,000 諏訪春雄・校注/近松門左衛門 角川書店 角川文庫 昭和54年・51年 1重版 2初版 カバー端痛み、背ヤケ、シミ有 色褪せ 小口ヤケ
砂払 江戸小百科 上下2冊揃 ¥1,500 山中共古・著/中野三敏・校訂 岩波書店 岩波文庫 1987・1999年 下巻重版 上下2冊揃 文庫版 カバー −二百冊にのぼる洒落本を漫読、時代・風俗をみるに足る一節を興の趣くままに書き抜き、それぞれに感想や考証を記した気楽に楽しめる江戸ばなし百科。書名『砂払』は、洒落本の異名を蒟蒻本といい、蒟蒻には体内の砂を払う功能があるというところに由来する。著者(一八五〇―一九二八)は,最後の幕臣の一人であり,考古・民俗学者で江戸学の先駆者。(紹介文)
砂払(下) 江戸小百科 ¥1,000 山中共古・著/中野三敏・校訂 岩波書店 岩波文庫 1987(昭和62)年 初版 文庫版 カバー 下のみ
国文学全史 平安朝篇(2) ¥500 藤岡作太郎/杉山とみ子・訳注/志賀紀子・カバーデザイン 講談社学術文庫 昭52 初版 カバー端切れ有  −第二期 延喜天暦(古今和歌集、文章家としての紀貫之、古今集の撰者、天暦時代の漢文学と詩合、歌合、後撰和歌集、後撰集時代の歌人、大和物語、蜻蛉日記、宇津保物語、落窪物語)
平安朝の生活と文学 ¥800 池田龜鑑(池田亀鑑)/石田穰二(石田穣二)・解説 角川文庫 白帯132 昭41 重版 帯 口絵図版1頁  
第一章 平安京/
第二章 後宮の制度/
第三章 後宮の女性/
第四章 後宮の殿舎/
第五章 宮仕えの動機/
第六章 宮廷の行事/
第七章 公家の住宅/
第八章 食事と食物/
第九章 女性の一生/
第十章 結婚の制度・風習/
第十一章 懐妊と出産/
第十二章 自然観照/
第十三章 女性と服飾/
第十四章 服飾美の表現/
第十五章 女性美としての調度・事輿/
第十六章 女性と容姿美/
第十七章 整容の方法/
第十八章 女性と教養/
第十九章 生活と娯楽/
第二十章 疫病と医療/
第二十一章 葬送・服喪/
第二十二章 女性と信仰/
解説
日本故事物語 ¥800 池田弥三郎/熊谷博人・カバー 角川文庫 白226−1 昭48 初版 カバー 記名印有 口絵写真2頁 
−いわく因縁故事来歴−序にかえて/第一章 庶民の知恵/第二章 生活の哲学/第三章 民間の知識/第四章 大衆の教養/第五章 言語の技術/あとがき、文庫版あとがき
与謝蕪村
与謝蕪村
¥800 安東次男 講談社 講談社文庫 昭54 初版 文庫版 321頁 索引7頁 カバー背ヤケ、シミ 
−「澱河歌」の周辺/「春風馬堤曲」新釈/「北寿老仙をいたむ」のわかりにくさ/鑑賞篇(24句)/文人の句−桃李の道(1)/竹渓訪隠−桃李の道(2)/画俳−桃李の道(3)/碑にほとりせん/鑑賞篇・補遺(15句)/季題考(春水開眼、薺の花、父と娘、出会、秋まつりの魚)/真贋/蕪村との出会/蕪村余瀝/蕪村小伝(年譜)/発表一覧、蕪村詩句索引
完訳西遊記 上中下3冊揃
完訳西遊記 上中下3冊揃
¥2,000 村上知行・訳/小杉放庵・カバー画、挿絵/呉承恩・原作 社会思想社 教養文庫 昭53 重版 文庫版 上中下3冊揃 カバー
韓非子 ¥3,000 常石茂訳 角川文庫 2519・2520 昭43 初版 上下2冊揃 小口シミ 

『韓非子』全訳 
底本『韓非子集解』、副底本竹内照夫『韓非子』(明治書院 新釈漢文大系版) 
附・訳注、解説(韓非の生涯、韓非の思想、『韓非子』について)、原語略解/諸川一覧、諸国一覧
現代俳句の批判と鑑賞 正續 ¥1,500 飯田蛇笏/木俣修・解説 角川文庫 947・948 昭36 重版 正続2冊 小口ヤケ 上巻表紙折れ有 下巻背ヤケ
雲は天才である
雲は天才である
¥800 石川啄木/浅原勝・解説/司代隆三・年譜編/栃折久美子・カバー装幀 角川書店 角川文庫 昭54 改版重版 文庫版 323頁 カバーシミ 本体歪み有 表紙端折れ 小口ヤケ、シミ 
4編収録 −雲は天才である/葬列/漂泊/鳥影/注釈、浅原勝・解説、参考文献、年譜(司代隆三・編)
石川啄木詩集
石川啄木詩集
¥800 斎藤三郎編/石川啄木 角川文庫 緑色帯164 昭38 重版 帯 印有 小口ヤケ
−呼子と口笛(9編)/ハコダテの歌(7編)/書簡より(「函館の詩友に」(仮題))/小樽のかたみ(6編)/泣くよりも(8編)/虚白(6編)/今聞ゆ(11編)/『明星』より(3編)/日記より(2編)/心の姿の研究(6編)/遺稿より(7編)/『あこがれ』以後(2編)/さすらひ心(7編)/五城二首(2編)/香盞(2編)/江畔雜詩(6編)/丙午三十九年(3編)/澁民村小金(口+金)(4編)/花ちる日(14編)/『あこがれ』(26編 付・上田敏序詩『啄木』)/
斎藤三郎・解題
啄木歌集 ¥500 吉井勇・解説/石川啄木 角川文庫 緑色帯11 昭32 重版 帯 
−一握の砂(我を愛する歌、煙、秋風のこころよさに、忘れがたき人人、手套を脱ぐ時)/悲しき玩具/一握の砂以前/解説/年譜
海潮音・牧羊神
海潮音・牧羊神
¥800 上田敏/安田保雄・解説 角川書店 角川文庫  昭27 重版 表紙シミ 頁ヤケ、シミ −海潮音/海潮音以後 抄/牧羊神
窪田空穂歌集 ¥500 武川忠一・解説/窪田空穂 角川文庫 2318 昭39 初版 表紙、裏表紙シミ、汚れ有 背ヤケ 小口ヤケ 
−既刊歌集19集から短歌2162首を自選
高村光太郎詩集 ¥500 草野心平編/高村光太郎 角川文庫 緑色帯636 昭32 重版 205頁 帯 小口シミ 扉端破れ痛み有 
−詩26編/暗愚小傅6編/解説、年譜
立原道造詩集 ¥500 立原道造/中村眞一郎(中村真一郎)編 角川文庫 緑帯141 昭28 重版 帯 背シミ汚れ 小口シミ 
−詩集「萱草に寄す」「曉と夕の詩」「優しき歌」「風に寄せて」より/ソネット集/枯木と風の歌、風のうたつた歌、他/中村眞一郎・あとがき
富安風生句集 ¥800 加倉井秋を編/富安風生 角川文庫 緑帯184 昭32 重版 帯 小口シミ 背ヤケ 印有 シミツカレ有
−草の花(外遊句抄)/十三夜/松籟/冬霞(津々島々、半島の春、海邊暖冬)/村住/母子草(初富士、蝌蚪、紅梅、露の宿、雜)/朴若葉/北海道遊艸(艸魚洞句録)/加倉井秋を・解説/年譜
武者小路実篤詩集 ¥500 龜井勝一郎(亀井勝一郎)編・解説/武者小路実篤 角川文庫 緑帯224 昭29 重版 帯 小口ヤケ、シミ ペン書込み有 311編/解説
月下の一群 ¥1,000 堀口大學/窪田般彌・解説、柳沢通博・年譜、著書目録編 講談社 講談社文芸文庫 2001年 重版 文庫版 現代日本の翻訳 カバー −大正14年、第一書房から刊行されたこの秀逸な訳詩集は、日本の現代詩に多大な影響を与えた。のみならず、多くの読者に愛読され続けた。訳者自身による度々の改訳のあと、著者満60歳、全面にわたり改訳された昭和27年白水社版、上田敏『海潮音』と並ぶ、雅趣豊かな名翻訳詩『月下の一群』。 (紹介文) −窪田般彌・解説、柳沢通博・編「年譜」「著書目録」
ある永遠の序奏 −青春の反逆と死 ¥500 大宅歩/菱山修三/大宅壮一/武井宏允・カバー 角川文庫 緑337−1 昭48 重版 カバー 帯 小口ヤケ 記名有 口絵写真2頁  
1 詩篇(『習作1』、『箴言と散文詩のために』より、その他)/
2 箴言(『愛と自意識との闘い』、『箴言と散文詩のために』よりノオト1・2・3)/
3 創作(私の人格形成について/挑戦/初蕾)/
大宅歩・略年譜、菱山修三「『ある永遠の序奏』について/
大宅壮一「大宅歩の反逆と死」
写真 飛騨の高山 ¥1,000 赤座憲久/田中捨夫・写真 角川文庫 銀21 昭43 初版 カバー 目次少書込有 写真多 口絵カラー8頁  
−はじめに/飛騨高山への道/山ふところの古都/飛騨の工匠気質(家・民具、工芸、屋台、版画)/飛騨高山の町はずれ/山都の歳時記/あとがき
写真 房総 ¥1,000 今井福治郎、荒川法勝/森田良、他写真 角川文庫 白194 昭45 初版 カバー 写真多 口絵カラー8頁  
−房総の魅力/葛飾のかおり/江戸川の流れに沿って/神仏をめぐって/うつりゆく千葉/ひがしへの旅/海原のうつりかわり/上総の渓谷/房総発祥の地/外房の花/日蓮の遺跡/黒潮の寄せる地/台地の寺々/水のさと/あとがき
写真 石庭林泉−京都の名庭 ¥1,000 北川桃雄/内藤賛、二橋進、石出啓、斎藤勝久、他写真 角川文庫 銀9 昭40 初版 カバー背端痛み 水シミ有 口絵カラー写真2頁 
−昭和27年の旧著の前半を占める京都の名園に関する部分に削除、加筆をして一まとめにして収録  文中モノクロ写真、図版178点 
−庭を見る心/庭の美について/洛東の庭(東山の名刹、東福寺、智積院、青蓮院、他)/洛北の庭(詩仙堂、三千院、修学院他)/洛内の庭(御所、三千家、建仁寺、両足院、勧持院、相国寺)/洛西・洛南の庭(金閣寺、竜安寺、妙心寺−玉鳳院、霊雲院、東海庵、雑華院、天竜寺、西芳寺、桂離宮、一休寺)
大和古寺
大和古寺
¥1,000 井上政次 角川書店 角川文庫 昭27 初版 文庫版 158頁 帯 ヤケ、シミ有 蔵書印有 口絵モノクロ32頁写真51点 文中挿図9点 
−序/戦後版序/文庫版序/第一章 法隆寺/第二章 藥師寺/第三章 東大寺/第四章 宿 其他/第五章 唐招提寺/第六章 法華滅罪寺/第七章 新藥師寺/参考文献
写真 文学碑 忘れじの詩歌
写真 文学碑 忘れじの詩歌
¥800 本山桂川/大竹新助・カラー写真 社会思想研究会出版部(社会思想社) 現代教養文庫 昭35 初版 363頁 文庫版 ヤケ、シミ有 カバー端痛み、ヤケ、シミ有 頁シミ汚れ有 モノクロ図版多 
−詩碑(27基)、詞碑(16基)、歌碑(26基)、句碑(23基)、民謡・童謡碑(15基)/
エッセイ「近代文学碑の生態とその鑑賞」/芸術作品としての拓本のとり方/近代文学碑碑主別総覧、近代文学碑地方別総覧
新東京文學散歩 −増補訂正版・續篇 ¥2,000 野田宇太郎/織田一磨、木村荘八・挿画/日夏耿之介・序文 角川書店 角川文庫 昭和31・36年 重版 文庫版 裸本 増補訂正版・續篇2冊揃 表紙シミ汚れ 背端痛み、ヤケ 小口ヤケ 頁端折れ 増補訂正版(織田一磨・挿画)−日夏耿之介・敍/上野・本郷・小石川・お茶の水/日本橋・兩國・淺草・深川・築地/中洲・佃島・銀座・日比谷/飯田町・牛込・雜司ヶ谷・早稲田・余丁町・大久保/高輪・三田・麻布・麹町/田端・根岸・龍泉寺・向島・亀戸/武蔵野/追補記/増訂版覺え書、索引   續篇(木村荘八・挿画)−口絵写真4頁/御茶水・神田・九段/東京拾遺/成田まで/銚子にて/あとがき
新東京文学散歩 −上野から麻布まで ¥1,000 野田宇太郎/織田一磨・挿画/日夏耿之介・序文/坂崎重盛・解説 講談社 講談社文芸文庫 2015年 初版 文庫版 287頁 カバー 最終頁ラベル剥がし跡有  −「文学散歩」という言葉を創案したのは、野田宇太郎である。東京の文人の辿った跡を丹念に歩き尽くしたこの作品−東京は、近代文学史上に名を刻んだほとんどの文学者の私生活の場所でもあった・・・。近代文学の真実に触れる事、すなわち東京を知ることと考えた著者の、生涯をかけた仕事『新東京文学散歩』は、文学を愛する読者に献げた、文学案内の礎でもある。(紹介文) 1979年6月刊『野田宇太郎文学散歩 別巻1「新東京文学散歩 上」』(文一総合出版)第一刷を底本と、"高輪・三田・麻布・麹町"までを収める。−日夏耿之介・叙/上野・本郷・小石川・お茶の水/日本橋・両国・浅草・深川・築地/中洲・佃島・銀座・日比谷/飯田町・牛込・雜司ヶ谷・早稲田・余丁町・大久保/高輪・三田・麻布・麹町/野田宇太郎・おぼえがき、野田宇太郎・増訂版覚え書/坂崎重盛・解説
思想としての東京−近代文学史論ノート ¥1,000 磯田光一/紅野敏郎・跋文、高橋英夫・解説、曽根博義・作家案内、藤本寿彦・著書目録編 講談社 講談社文芸文庫 1990年 初版 文庫版 カバー端ヤケ、スレ −明治100年、〈東京〉という地方性の崩壊過程を辿り、地図・文学作品・流行歌を通して、〈東京〉に絡む日本人の複雑な心理を抽出、対象化し、都市先住者の側の眼で、日本の近代化の“軋み”とその象徴〈東京〉の呪縛力を解明。名著『永井荷風』の前史として、近代日本文学史の根底を激しく揺さぶった画期的「東京論」。芸術選奨受賞。(紹介文)  −口絵カラー8頁(地図)/思想としての東京/補論・文学史の鎖国と開国/紅野敏郎「著者に代わって読者へ」、高橋英夫・解説、曽根博義・作家案内、藤本寿彦・編「著書目録」
文学の街−名作の舞台を歩く ¥1,000 前田愛/小森陽一・解説 小学館 小学館ライブラリー 1991年 初版 カバー −「幻影の街−文学の都市を歩く」を改題 樋口一葉『たけくらべ』から田中康夫『なんとなく、クリスタル』まで明治・大正・昭和の街を描いた名作17編をとりあげ、興味津々の文学散歩 17編−明治・大正(大佛次郎『幻燈』−横浜、森鴎外『雁』−不忍池、樋口一葉『たけくらべ』−吉原・竜泉寺町、泉鏡花『照葉狂言』−金沢、国木田独歩『武蔵野』−玉川上水、田山花袋『東京の三十年』−牛込、夏目漱石『三四郎』−本郷、永井荷風『すみだ川』−隅田川、永井荷風『あめりか物語』−シカゴ)/昭和(中野重治『むらぎも』−谷中・本郷・小石川、川端康成『浅草紅団』−浅草、堀辰雄『美しい村』−軽井沢、織田作之助『夫婦善哉』−大阪、大岡昇平『武蔵野夫人』−恋ヶ窪、三浦哲郎『忍ぶ川』−深川・駒込、三島由紀夫『橋づくし』−築地、田中康夫『なんとなく、クリスタル』−原宿・青山/初版あとがき/小森陽一・解説「風景に呼びかける言葉」
明治文学回想集 上下2冊揃 ¥1,500 十川信介・編/坪内逍遙、市島春城、淡島寒月、三田村鳶魚、野崎左文、三品藺渓「、高田早苗、矢崎嵯峨の屋、幸田露伴、三木愛花、須藤真金、金子薫園、窪田空穂、渥美清太郎、丸岡九華、江見水蔭、佐藤義亮、田山花袋、生方敏郎、高須芳次郎、白石実三、河井酔茗、高安月郊、馬場孤蝶、後藤宙外、内田魯庵、小杉天外、平塚篤、中村星湖、近松秋江「、森田草平・再録 岩波書店 岩波文庫 1998・1999年 初版 上下2冊揃 カバー端スレ  −明治文化の遺産が本格的に顧みられるようになったのは、関東大震災の翌年、明治文化研究会の発足からであった。その一翼を担った『早稲田文学』の「明治文学号」(全7冊)に収録された約120篇の中から35篇を抜粋した明治文学回想集。上巻には、逍遥,露伴など文明開化から明治20年前後までの17篇を収める。下巻には、明治2、30年代に一世を風靡した尾崎紅葉らの硯友社文学運動や、それを否定して近代文学の主流を占めるにいたった田山花袋、近松秋江らの自然主義文学にかんする回想18篇を収める。付・索引。(紹介文) 上巻(17編 坪内逍遙「新旧過渡期の回想」 市島春城「明治初頭の新聞紙回顧」 淡島寒月「明治十年前後」 三田村鳶魚「明治年代合巻の外観」 三田村鳶魚「柳水亭種清」 野崎左文「明治初期の新聞小説」 三品藺渓「開明期の大阪と東京文壇」 高田早苗「西洋小説の読始めと『書生気質』の材料」 市島春城「明治文学初期の追憶」 矢崎嵯峨の屋「春廼屋主人の周囲」 幸田露伴「淡島寒月氏」 三木愛花「服部撫松伝」 幸田露伴「明治二十年前後の二文星」 須藤真金「須藤南翠伝」 金子薫園「落合直文の国文詩歌における新運動」 窪田空穂「明治前期の国語国文界の見取図」 渥美清太郎「東京の大劇場小劇場」/十川信介「文明開化の伝統−『早稲田文学』明治文学号」) 下巻(18編 丸岡九華「硯友社の文学運動」 江見水蔭「硯友社側面史 纏まらぬ記憶−明治二十年から同三十年まで」 佐藤義亮「明治文壇昔話」 田山花袋「明治三十年前後の文壇」 生方敏郎「明治三十年前後−読者として」 高須芳次郎「明治三十年代の文士訪問」 白石実三「自然主義勃興時代の諸作家」 河井酔茗「明治三十年前後の詩」 高須芳次郎「美文及び写生文流行時代」 高安月郊「欧洲文学の渡来と影響」 馬場孤蝶「眉山・緑雨・透谷−春寒き夜に」 後藤宙外「『新著月刊』発行とその環境」 内田魯庵「『暮の二十八日』その他」 小杉天外「『魔風恋風』のこと」 平塚篤「独歩君の思出」 中村星湖「二葉亭四迷を想う」 近松秋江「『別れたる妻』を書いた時代の文学的背景」 森田草平「自然主義時代に演ぜられた『朝日』文芸欄の役目」/『早稲田文学』明治文学号全目次、索引)
おもひ出す人々(おもい出す人々)−近代日本の作家たち
おもい出す人々
¥1,000 内田魯庵/小田切秀雄・解説 河出書房 河出文庫 昭29 初版 帯 ヤケ、シミ、スレ 蔵書印、記名有 
9編 −四十年前−新文学の曙光/美妙斎美妙/硯友社の勃興と道程/斎藤緑雨/『杏の落ちる音』の主人公/淡島椿岳/鴎外博士の追憶/最後の大杉/二葉亭四迷の一生/小田切秀雄・解説
貘の舌
貘の舌
¥1,000 内田魯庵/坪内祐三・解説 ウェッジ ウェッジ文庫 2009(平成21)年 初版 カバー 帯
独断的作家論 ¥1,000 宇野浩二/曽根博義・解説、柳沢孝子・年譜編 講談社 講談社文芸文庫 2003年 重版 文庫版 カバー −<文学の鬼>と称された著者の多彩な作家論。斎藤茂吉、永井荷風、川崎長太郎、島木健作等の人と作品を論じるほか、親しかった牧野信一、嘉村礒多等の思い出を機知に富んだ独得の筆で綴る宇野浩二の真骨頂。(紹介文) 12章 −齋藤茂吉の面目、折口信夫という人、愛読する人間、文芸放談(荷風の戦後の作品、荷風の随筆と詩、荷風と白鳥、鴎外、と茂吉)、哀傷と孤独の文学、里見ク、川崎長太郎、稲垣足穂と江戸川乱歩、独断的読後感(吉屋信子の近作、火野葦平の力作、村上元三と井上靖の小説、長谷川伸の近業)、忘れ得ぬ一つの話、『大菩薩峠』について、文芸よもやま談義(加能作次郎の一生、葛西善蔵の一生、牧野信一の一生)、参考資料/川曽根博義・解説、柳沢孝子編「年譜」、著書目録
常識的文学論 ¥1,000 大岡昇平/樋口覚・解説/吉田熈生・年譜編 講談社 講談社文芸文庫 2010年 初版 文庫版 カバー −歴史小説、推理小説は「文学」に値するのか?大衆文化の隆盛とともに、文学の世界においても、大衆小説や中間小説が文壇の主流へと登場しつつあった1960年代初頭。こうした流れを純文学にとってかわるものとして擁護する批評家の言も含め、歴史小説や推理小説の実体を根底的に批判したポレミックな文学論。<『蒼き狼』論争>となった井上靖への批判、深沢七郎の『風流夢譚』批判、松本清張批判など、スリリングな文芸時評16篇。(紹介文) 16編 −序/『蒼き狼』は歴史小説か、病んでいるのは誰か、成吉思汗の秘密、『蒼き狼』は叙事詩か、国語問題のために、国語も小説もやさしくない、昭和十年前後、文学は変質したか、大衆文学批判、再び大衆文学について、推理小説論、私小説ABC、佐藤春夫の日本人の心情、文士梅毒説批判、松本清張批判、文学的発言法/樋口覚・解説、吉田熈生「年譜」、著作目録
東京の文人たち
東京の文人たち
¥800 大村彦次郎/神田昇和・カバーデザイン/木村荘八・カバー装画「震災後久松町川岸」 筑摩書房 ちくま文庫 2009(平21) 初版 文庫版 カバー −まだ東京が江戸という町の体温を残していた時代に、生を享けた文人たち−江戸末期生まれの嵯峨の屋おむろ、幸田露伴、尾崎紅葉、夏目漱石から小泉信三、花柳章太郎、白洲正子、田村隆一、色川武大まで。東京生まれの作家、詩人、随筆家、画家、役者100人のとっておきのエピソードを集成し、その文業に影響を与えた古き良き時代の面影や東京の文化を端正に描き出す。文庫書き下ろし。(紹介文より) 9部100人
大正幻影 ¥800 川本三郎/坪内祐三・解説 筑摩書房 ちくま文庫 1997年 初版 文庫版 カバー背ヤケ色褪せ、端スレ破れ痛み −佐藤春夫、永井荷風、谷崎潤一郎、芥川龍之介・・・隅田川を原風景とし、その水辺を描き続けた作家たち。彼らはなぜそれほどまでに隅田川の風景を必要としたのか。大正文学に共通する幻想性をたどり発見する「幻影の町」。平成三年度サントリー学芸賞受賞。(紹介文) 14章 −川を渡って幻影のなかへ、ビーダーマイヤーのささやき、花の感受性、幻影の街、路地裏の散歩者たち、文士が映画と出会うとき、自己分裂という物語、「水の都」のユートピア、支那服を着た少女、異国への憧憬、南方の夢草、廃墟のなかの幻覚、病める名探偵たち、「紙上建築」の世界、神経衰弱と死、「幻影」を求めた大正作家たち/坪内祐三・解説「中州の向うに見た幻」
文豪たちの大喧嘩−鴎外・逍遙・樗牛 ¥1,000 谷沢永一/鷲田小彌太・解説 筑摩書房 ちくま文庫 2012年 初版 文庫版 カバー −明治文学の黎明期に起こった文学論争を通して、文豪たちの意外な素顔を描く(紹介文) −序/論争の人間味/鴎外だけは気をつけよ、鴎外はじめて苦境に立つ、論理に勝って気合い負け逍遙、鴎外の追撃を断ち切った逍遙、樗牛が鴎外に罠を仕掛ける、評論から手を引く羽目になった鴎外、対決を回避して遁走する鴎外、樗牛が逍遙に噛まれて謝る、手練手管の度を超した樗牛の小細工、樗牛が釈明の機を逸する、西洋思想史を居丈高に説教して空振り/『透谷全集』書き入れ/谷沢流「登場人物・事項」コラム/跋・約束して25年/鷲田小彌太・解説「『小説神髄』は世界最初の「小説」論である」
随筆集 明治の東京 ¥1,000 鏑木清方・挿画とも/山田肇・編 岩波書店 岩波文庫 1989年 初版 カバーヤケ 頁シミ −代表作「築地明石町」などにみられるように、鏑木清方の画は、明治の東京の庶民生活を描いて他に類がないといわれるが、折々に書かれた彼のエッセイもまた、江戸や明治への郷愁を誘う美しい小品として忘れられない。白足袋」「草双紙」「兎と万年青」「銀座回想」「芝居昔ばなし」「明治の東京語」「甘いものの話」等40篇を精選。(紹介文より) 5部40編 口絵カラー1図  −五十年前、心のふるさと、わが家の歴史、引越ばなし、前垂、伝統、白足袋/草双紙、上野の戦争、兎と万年青、兎後談、山の手と下町、母/新富座、築地界隈、築地川、失われた築地川、築地明石町、築地の河岸、銀座、銀座回想/初めの志望、狂言、新花町の家、内職、圓朝と野州の旅をした話、初旅、江東の梅を思う、不二見西行、歴史のある顔、交番の焼打、浜町にいたころ、浜町河岸回顧/明治の生活美術寸言、広重と安治、芝居昔ばなし、明治の東京語、明治以来東京の名物、名物無名物、甘い物の話/山田肇・後記
私のなかの東京 わが文学散歩 ¥800 野口冨士男/川本三郎・解説 岩波書店 岩波現代文庫 2007年 初版 カバー 帯 −後に都電三号線になった外濠線沿いを手始めに銀座、小石川、浅草、芝浦、神楽坂・・・。記憶の中の残像と幾多の文学作品を手がかりに、変貌を遂げた街の奥行きを探索する。昭和文学の青春にまつわる愛情溢れる追想。震災、戦災、高度成長をくぐり抜けた均質的ではない街との出会い。実感に満ちた出色の東京散歩。(紹介文) −外濠線にそって、銀座二十四丁、小石川・本郷・上野、浅草・吉原・玉の井、芝浦・麻布・渋谷、神楽坂から早稲田まで/川本三郎・解説
私の東京地図 ¥1,000 佐多稲子/川本三郎・解説、佐多稲子研究会・年譜、著書目録編 講談社 講談社文芸文庫 2011年 重版 文庫版 講談社文芸文庫スタンダード006 カバー −知らぬ道にも踏みいり、袋小路に迷いぬいたこともある。ある時は、人に連れ立たれて、歩調を揃えて気負って歩いた道。それらの東京の街は、あらかた焼け崩れた。焼けた東京の街に立って、私は私の地図を展げる。私の中に染みついてしまった地図は、私自身の姿だ。芥川龍之介、中野重治、小林多喜二らとの出会い、結婚、自殺未遂、出産、離婚、同棲・・・といった人生を、作家活動や非合法活動で当局に弾圧を受け始めた太平洋戦争へと突入する時代を背景にし、上野、日本橋、神楽坂など、親しんだ東京の街々を生き生きとした人々の息吹のなかに描いた連作短篇集。自らの過去を探り、自らを確かめるような筆が心に響く。(紹介文) 12章 −版画、橋にかかる夢、下町、池之端今昔、挽歌、坂、曲り角、表通り、川、移りゆき、表と裏、道/川本三郎・解説、佐多稲子研究会編・年譜、著書目録
東京恋慕帖 ¥1,000 正岡容/桂米朝・口上/吉井勇・序歌/大西信行、桂米朝、小沢昭一・鼎談 筑摩書房 ちくま学芸文庫 2004年 初版 文庫版 カバー −稀代の寄席文化研究家が失われゆく東京風俗を愛惜して綴った随筆集。巻末に桂米朝・大西信行・小沢昭一各氏の鼎談「師正岡容を語る」を収録。(紹介文)12部45編 −桂米朝・口上/吉井勇・序歌、自序/大正東京錦絵、旧東京と蝙蝠、東京万花鏡、下町歳事記、浅草燈篭、異版 浅草燈篭、巣鴨菊、滝野川貧寒、根津遊草、山の手歳事記、下谷練堀小路、寄席風流/大西信行、桂米朝、小沢昭一・鼎談「師正岡容を語る」
明治東京風俗語事典 ¥1,000 正岡容/池内紀・解説 筑摩書房 ちくま学芸文庫 2001年 重版 文庫版 カバー端スレ破れ痛み 挿絵有 −明治から昭和の東京の市井文化に生きた異才・正岡容が、いまはなき言葉たちを愛着を持って集め、漱石jから円朝、黙阿弥、忠臣蔵まで自在に引きつつ編集した、貴重な労作。(紹介文) −明治東京風俗語事典/後記/池内紀・解説「正岡容という人」
東京風俗帖 ¥1,500 木村荘八/紀田順一郎・解説 筑摩書房 ちくま学芸文庫 2003年 初版 文庫版 カバー端スレ破れ痛み 口絵写真4頁 挿絵有 −東京の風俗/現代風俗帖/定稿 両国界隈(両国界隈、両国・浅草橋真図)/銀座煉瓦/東京繁昌記(はしがき、隅田川両岸一覧、七夕と盆踊り、佃島、東京の民家、花火、芝浦、築地・銀座、東西南北、東西交流)/紀田順一郎・解説「明治生まれの風流心と才気」
私説東京繁昌記 ¥1,000 小林信彦/荒木経惟/吉本隆明・解説 筑摩書房 ちくま文庫 2006(平成18)年 重版 文庫版 カバースレ有 −高度成長の頃、東京中で建設ラッシュという名の町殺しが行われた。その後東京はどんな町になったのだろう。日本橋に生まれ育ち、青山・六本木で青春を過ごした著者が、東京オリンピックを境に急激に変貌を遂げた東京の姿を描いた〈極史的東京史〉。町歩きには、アラーキーこと荒木経惟氏が同行(紹介文より) モノクロ写真60点(1983・1984年撮影) カラー写真7点(1992年撮影) 2001年撮影モノクロ写真3点追加 −序章 山の手と下町の距離、第一章 赤坂・青山、第二章 原宿・表参道、第三章 六本木界隈、第四章 四谷三丁目付近、第五章 新宿タイムトンネル、第六章 銀座・佃島、第七章 渋谷・代官山、第八章 池袋・神楽坂、第九章 浅草・谷中、第十章 神田・神保町、第十一章 大川端・人形町、終章 八年ののち、あとがき/文庫版のためのあとがき/吉本隆明・解説「私説東京繁昌記」(「マリ・クレール」1985年1月号書評再録)
東京地名考 上下2冊揃 ¥1,500 朝日新聞社会部/神吉拓郎・解説 朝日新聞社 朝日文庫 1999年 重版 文庫版 上下2冊揃 カバー背端破れ痛み有 上巻頁端折れ有・赤ペン線引有 −この本の主人公は、地名です。坂の名称や橋名も含みますが、大部分は町名です。約500の東京の地名について、それぞれの由来、変遷、その他の歴史や話題、街の表情 などを紹介しました。由緒ある有名な地名だけではなく、身近なあの町この町が顔を並べています。(紹介文)
銀座細見 ¥1,000 安藤更生/宮川寅雄・解説 中央公論社 中公文庫 昭和52年 初版 文庫版 284頁 カバー ヤケ有 −むかし恋しい銀座の柳。昭和初頭、エログロナンセンス全盛の銀座八丁目裏を、くまなく踏査した著者が、昼の銀座・夜の銀座、銀ブラの時代的考察、銀座の歴史など、足で集めた全資料全情報を盛り込んだ懐しの銀座百科(紹介文) 15部69編 −銀座時代、銀ブラの時代的考察、銀座とアメリカニズムの光被、銀座の客、銀手帳、昼の銀座・夜の銀座、カフエ、女給、カフエの客、夜店、食道楽、銀座の暗さ、買物、娯楽機関、銀座の歴史/宮川寅雄・解説
スケッチで楽しむ東京の坂道散歩 ¥500 中島健一郎 新人物往来社 新人物文庫 2009年 初版 335頁 カバー 頁端折れ有 −古道の坂、仇討ちの坂、繁華街の坂、文人ゆかりの坂、石段坂、新しい坂、住宅街の坂、小説に描かれた坂・・・スケッチでたどる二百余の坂道。(紹介文) −千代田区の坂道、港区の坂道、新宿区の坂道、文京区の坂道、台東区の坂道
百年前の東京絵図(フォーカス) ¥1,000 山本松谷・画/山本駿次朗・編 小学館 小学館文庫 1999年 初版 217頁 カバー端スレ カラー図版多 −曾祖父・曾祖母たちの明治、1世紀前の東京フォーカス。維新から30余年、西郷死して20余年、いまだ覚めやらぬ江戸の夢。押し寄せる近代化の波に、混沌として生成する東京の貌を好奇と哀惜の眼で捉えた報道画家山本松谷の明治東京フォーカス。 絵画から写真へと移行する報道プロセス、その最後を飾る石版画の数々。21世紀を目前にして、今、問いなおす曾祖父曾祖母たちの明治東京、その光と陰。絵を鍵に短文で誘う百年前の東京案内。魅力のカラー文庫。 (紹介文)
絶望の精神史 ¥1,000 金子光晴/伊藤信吉・人と作品/中島可一郎・年譜編、原満三寿・著書目録編 講談社 講談社文芸文庫 2007年 重版 文庫版 現代日本のエッセイ カバー端スレ −貧しい空寺の番人で絶望の生涯を終えた金子光晴の実父。恋愛神聖論の後、自殺した北村透谷。才能の不足を嘆じて自分の指を断ち切り芸術への野心を捨てた友人の彫刻家。時代の奥の真裸の人間を凝視する明治生まれの詩人が近代100年の夢に挫折した日本人の原体験をたどり日本人であるがゆえの背負わされた宿命の根源を衝く。近代史の歪みを痛烈に批判する自伝的歴史エッセイ。(紹介文) −まえがき/絶望の風土・日本、ひげの時代の悲劇、ヨーロッパのなかの日本人、焦燥する〈東洋鬼(トンヤンクイ)〉、またしても古きものが/伊藤信吉・人と作品、中島可一郎編・年譜、原満三寿編・著書目録
人間教育 ¥800 龜井勝一郎(亀井勝一郎)/佐古純一郎・解説 角川文庫 緑帯99 昭33 重版 帯 小口ヤケ、シミ有  
−序章 精神の危機と再生について(1 問題の發端、2 生けるユダ(シェストフ論)、3 新たなる岸へ)/
第一章 疾風怒濤の時代(4 詩人と英雄、5 戀愛について(ヱルテル論)、6 ファウスト)/
第二章 古典美への誘惑者(7 精神の分裂について、8 書簡の形式による對話篇、9 ローマにおける武者小路實篤)/
第三章 イタリアへの旅(10 ワイマールの嘆き、11 漂泊者(古代的・近代的)、12 異教徒、13 ローマ)/
第四章 奈良の秋にローマ哀歌を憶ふ(14 廢墟の感想、15 信仰と美と)/第五章 美しきヘレナ(16 理想郷、17 メフィスト的情熱とヒロン的叡智、18 故郷)/
改版に際して/解説
我が精神の遍歴 ¥500 龜井勝一郎(亀井勝一郎) 角川文庫 緑帯143−2 昭41 重版 帯  
−序/
第一章 罪の意識(五つの手紙)−富める者、或る對決、無神論、政治的動物の記録、幽閉記、怯懦の群に在りて/
第二章 戦争と自己(人間が人間に或るために、偽態の悲劇、病者の自覺、罪の意識、精神の單一性とその奇蹟、漂へる民)/
第三章 信と美の相剋(日記より、悪魔の誘惑、偉大なる快癒(ゲエテ))/解説
眼中の人 ¥500 小島政二郎/大河内昭爾・解説 岩波書店 岩波文庫 2008年 重版 カバー −年少より鴎外・荷風に傾倒していた著者(1894−1994)が、芥川竜之介や菊池寛の知遇を得て、文学に開眼してゆく経緯を描いた自伝的長編小説。文学修業の途上で自分を啓発してくれた人々をつねに眼中にあって忘れられない人として語る大正文壇史でもある。鈴木三重吉や『赤い鳥』にまつわるエピソードも興味深い。(紹介文より)  −眼中の人 長篇小説/大河内昭爾・解説
東京の三十年 ¥1,000 田山花袋/竹盛天雄・注、解説 岩波書店 岩波文庫 1981年 初版 文庫版 帯破れ痛み 小口ヤケ、シミ−明治十四年、花袋が十一歳で出京してからほぼ三十年間の東京という街の変遷と、その中にあって文学に青春を燃焼させた藤村・独歩・国男ら若い文学者の群像を描く。紅葉・露伴・鴎外ら先輩作家との交流にも触れ、花袋の自伝であるとともに明治文壇史にもなっている。また明治の社会・風俗史としても興味深い。62篇 −その時分、川ぞいの家、読書の声、再び東京へ、憲法発布の日の雪、明治二十年頃、ゾラの小説、紅葉と露伴、上野の図書館、私の最初の翻訳、出発の軍隊(日清戦争)、『かくれんぼ』の作者、最初の原稿料、神田の大火事、九段の公園、山の手の空気、当時の大家連、H書店の応接間、紅葉の病死、丸善の二階、陣中の鴎外漁史、若い人たちの群、上田敏氏、独歩の死、眉山の死、私と旅、東京の発展、昔の人、二葉亭の死、文学者の交遊、ある写真、白鳥氏と秋江氏、アスハルトの路、明治天皇の崩御、飛行機、他/竹盛天雄・注、解説
明治文壇の人々
明治文壇の人々
¥800 馬場孤蝶/森まゆみ・解説 ウェッジ ウェッジ文庫 2009(平成21)年 初版 カバー 帯 小口シミ
名作のなかの女たち : 対談紀行 ¥1,000 瀬戸内晴美, 前田愛 著 岩波書店 同時代ライブラリー 1996年 初版 カバー
大正期の文藝評論 ¥1,000 谷沢永一 中央公論社 中公文庫 1990年 初版 263頁 カバー 頁ヤケ −片上伸、相馬御風、生田長江、赤木桁平、広津和郎、佐藤春夫−評論家でもあった大正期の文人たち。文壇を賑わした彼らの文藝評論の真贋を、その論述の中に探索しつつ、一人一人の批評精神のあり方を秀逸な批評眼で分析する、力作評論(紹介文) 6篇 −片上伸、相馬御風、生田長江、赤木桁平、広津和郎、佐藤春夫/あとがき
二葉亭四迷伝 : ある先駆者の生涯 ¥1,000 中村光夫 著 講談社 講談社文芸文庫 1993年 初版 カバー
対談 人間と文学 ¥1,000 中村光夫、三島由紀夫/秋山駿・解説 講談社 講談社文芸文庫 2003年 初版 文庫版 カバー端ヤケ、スレ 小口ヤケ −近代文学を代表する評論家中村光夫と作家三島由紀夫が小説・戯曲・評論の各分野に亘り対談。「近代的自我について」「小説を書くということ」「文学者の死について」等をテーマに文学とは何か、文学者とは何かを問う。文学観、人間観を拮抗させ、はぎれのよい対話を展開、文学の魅力を縦横に語る。死へと傾斜してゆく三島を静かに予感させる話が随所に埋め込まれた興味深い対談集。(紹介文)
風俗小説論 ¥1,000 中村光夫 著 講談社 講談社文芸文庫 2011年 初版 カバー
鴎外・漱石・龍之介 −意中の文士たち(上) ¥1,000 福永武彦/菅野昭正・解説、曽根博義・年譜、著書目録編 講談社 講談社文芸文庫 1994年 初版 文庫版 現代日本のエッセイ カバー端ヤケ、スレ 小口ヤケ −作家としてのみならず学究・評者として非凡であった福永武彦が、深く心の裡に愛した文学者に就て自ら記した文章を蒐めて「意中の文士たち」と名づけたエッセイ集上下巻のうち、上巻を収める。鴎外・漱石・芥川・荷風・谷崎・梶井基次郎・中島敦、そして川端康成への、いわば福永武彦の「感謝の現れ」をオマージュとして捧げた文章である。(紹介文) 11編収録 −序/鴎外・その野心、鴎外・その挫折、鴎外集解説、漱石三部作について、芥川龍之介小論、荷風の「花火」の一節について、「夜」の藝術家と「昼」の藝術家、梶井基次郎・その主題と位置、中島敦・その世界の見取図、川端康成集解説、末世の人/初出一覧/菅野昭正「人と作品」、曽根博義・編「年譜」、曽根博義・編「著書目録」
新編 同時代の作家たち ¥500 広津和郎 作 ; 紅野敏郎 編 岩波書店 岩波文庫 2008年 重版 カバー
作家論 : 新編 ¥800 正宗白鳥 著 ; 高橋英夫 編 岩波書店 岩波文庫 2003年 重版 カバー
みだれ髪の系譜 ¥1,000 芳賀徹 著 講談社 講談社学術文庫 1988年 初版 カバー
詩歌の森へ : 日本詩へのいざない ¥500 芳賀徹 著 中央公論新社 中公新書 2004年 重版 カバー
清冽−詩人茨木のり子の肖像
清冽−詩人茨木のり子の肖像
¥500 後藤正治/梯久美子・解説 中央公論新社 中公文庫 2014(平成26)年 初版 文庫版 カバー 帯
作者の家 −黙阿弥以後の人びと 第二部 ¥1,000 河竹登志夫/井上ひさし・解説 岩波書店 岩波現代文庫 2001(平成13) 初版 文庫版 第二部のみ カバー 帯 −黙阿弥の娘糸女は養子の繁俊と、嫁みつをむかえて歌舞伎作者の家を守る。大正12年の関東大震災、翌年の糸女の死は、「家」の解体に拍車をかける。芝居界の変貌と江戸庶民の生態を独身女当主の一生と共に綿密に描く。(紹介文) −嫁とりの条件、両替町の人びと、大店の昼と夜、繁俊の結婚、本所の四季、根岸閑居、大震災前夜、劫火の中で、宇田川の陋居、糸女の死、その後/略系図、あとがき、岩波現代文庫版あとがき/井上ひさし・解説
小林秀雄 ¥1,000 江藤淳/井口時男・解説/武藤康史・年譜編、中島国彦・著作目録編 講談社 講談社文芸文庫 2008年 重版 文庫版 カバー −人は詩人や小説家になることができる。だが、いったい、批評家になるということはなにを意味するであろうか。(本文) 中原中也、富永太郎らとの交友関係、未発表の書簡や広汎にわたる資料を駆使して、小林秀雄の批評の成立、構成、その精神に迫る。『夏目漱石』『作家は行動する』などで出発した批評家江藤淳の自身への問いは、確固たる地位を築く記念碑的評伝となった。新潮社文学賞受賞。(紹介文) −第一部、第二部、参考書目、参考資料/井口時男・解説、武藤康史「年譜」、中島国彦「著作目録」
高村光太郎 −その詩と生涯 ¥1,000 伊藤信吉 角川文庫 2242 昭42 重版 表紙シミ 小口シミ 
−高村光太郎の回想/モラリストの運命(芸術生涯の起点、近代の詩人として、人道的詩人として、社会的詩人として、戦争の詩人として)/高村光太郎の世界/高村光太郎の周辺/高村光太郎年譜/覚え書
太宰治論 −下降指向の文学 ¥800 奥野健男 角川文庫 緑帯246 昭45 重版 帯 小口ヤケ 
−人間像と思想の成立(宿命、家と性格、上昇感性の否定、下級指向、人の手本、他への奉仕−「道化」、「反立法」の役割、文学の価値−「蹉跌の美学」、神への「復讐」)/
生涯と作品(コミニズムの時代−「晩年」以前、「排除と反抗」の時代−前期、文体と方法、変貌、安定と開花の時代−中期、危機、愛について−戦争末期、敗戦と新現実−後期、破壊、「人間失格」)/
文章について/
「斜陽」小論/
太宰文学の位置とその周辺(太宰文学の独自性、昭和十年代の文学、「無頼派」の文学)/年譜/あとがき
島崎藤村 ¥1,000 瀬沼茂樹 角川文庫 1819 昭32 初版 背ヤケ 小口シミ 巻末文庫目録朱線 最終頁端破れ 
−序篇/
前篇 その生涯(出家と家系、修學生活、戀愛と漂泊、仙臺と小諸、詩から散文へ、新聞小説、脱出前後、告白と清算、疾病と再婚、外遊と終焉)/
後篇 作品の展開(初期の詩文(『若菜集』以前)、『藤村詩集』、『破戒』、『春』、『家』、『櫻の實の熟する時』、『新生』、『嵐』、『夜明け前』、『東方の門』)/島崎家系譜、年譜、作品年表、あとがき
われよりほかに : 谷崎潤一郎最後の十二年 上下2冊 ¥2,000 伊吹和子 著 講談社 講談社文芸文庫 2001年 初版 上下2冊揃 カバー 頁端折れ有
永井荷風 ¥1,000 磯田光一 講談社 講談社文芸文庫 1995(平成7)年 重版 文庫版 カバー
荷風極楽 ¥800 松本哉・挿画とも 朝日新聞社 朝日文庫 2001年 初版 文庫版 カバー −無頼、放蕩、女三昧にして名文家・・・時世に背を向けつつ、時代を謳歌した荷風の言葉を存分にたどりながら、谷崎や鴎外との逸話や旧邸跡散策、トレ-ス、新たな資料写真等により「等身大の荷風」を描出し得た、かくも豊饒な荷風評伝。(紹介文) −はじめに/『ふらんす物語』のほろ苦さ、明治の二代目、両雄の青春、狐の出た庭、伝通院、日暮里月見寺、荷風のいた風景、震災の頃、女のかけひき、骨肉の文学、身長のことなど、葛飾あたり見聞記、葬儀の顛末/あとがき、附・永井荷風年表、さくいん
荷風文学 ¥1,000 日夏耿之介/富士川義之・解説 平凡社 平凡社ライブラリー 2005(平成17)年 初版 文庫版大 カバー背ヤケ 10章 −荷風文學引/永井荷風とその時代、永井荷風の藝術、輓近の荷風文學、荷風の私窩子文學、おもかげ、永井荷風の思想的立場を論ず、荷風俳諧の粋、荷風VS潤一郎 附秋聲、下谷文人補註、荷風文學補注/富士川義之・解説「モダンな隠遁者」
荷風のあめりか ¥1,500 末延芳晴 著 平凡社 平凡社ライブラリー 2005年 初版 カバー背ヤケ色褪せ 背端痛み有
荷風好日 ¥1,000 川本三郎 岩波書店 岩波現代文庫 2007年 初版 文庫版 カバー背ヤケ色褪せ、端スレ 帯 −読みたくなる、歩きたくなる、深く味わいたくなる 永井荷風の魅力を縦横に語るエッセイ集(帯文) 三部27篇 −序・荷風が見たもの/第一部 街の中で(孤独という隠れ家の発見−永井荷風のフランス体験、東京散策記のまなざし、下町へ向かう、郊外を行く、散歩ことはじめ、路地を歩いて見る夢、荷風を見た人たち)/第二部 夢の中で(夢の女−『墨東綺譚』を読む、『放蕩』と『墨東綺譚』、モダン都市東京と私娼−荷風の作品を中心に、荷風とノスタルジー、荒川放水路から荷風をたどる、荷風あとさき、幻のオペラの復刻、荷風本にふれる、荷風再発見の夏、人の中の荷風(甘粕と荷風、荷風を愛読した林芙美子、安吾と荷風))/第三部 時の中で(荷風と戦後、空襲による「恐怖症」、荷風の映画、荷風のラジオ出演、銀座食堂のこと、荷風と名古屋・一宮、アメリカでの荷風、リヨン・パリの足跡をたずねて、本の中の荷風(安岡章太郎『私の墨東綺譚』、吉野俊彦『「斷腸亭」の経済学』、樋口修吉『贋 冬扇記』、古屋健三『永井荷風 冬との出会い』、末延芳晴『永井荷風の見たあめりか』、『三田文学名作選』)、『荷風と東京』のあと、町へと誘う/あとがき、初出一覧
増補 荷風のいた街 ¥1,000 橋本敏男/森まゆみ・解説 ウェッジ ウェッジ文庫 2009年 初版 カバー −永井荷風は晩年、千葉県市川市に居を移した。戦後まもなくの頃で、周囲にはのどかな田園風景が広がっていた。市川で育った著者は、荷風の日記に記された記述をたどりながら、幼少期の回想を綴る。昼下りの銭湯で見かけた荷風の二の腕に彫られた「こう命」の刺青にまつわる秘話。「昭和」という時代のかけがえのない記憶が懐かしく、ときに哀切に紙面から立ちのぼる。荷風没後50年、記念刊行。(紹介文) 2部構成17編 −口絵モノクロ写真2頁/第一部 荷風のいた街(菅野、露伴、バレエと兵服、食パン、駄菓子屋、転落、繁華街、川面の夕陽、遺跡見学、真間川、弁慶、祭りと盆踊り、出会い、刺青)/第二部 荷風散策(考証・荷風の刺青、”荷風の市川”読み歩き、散策する人・荷風)/森まゆみ・解説
『断腸亭日乗』を読む ¥800 新藤兼人/小野民樹・解説 岩波書店 岩波現代文庫 2009年 初版 カバー 帯 −永井荷風(1879〜1959)は38歳から79歳の死の前日まで42年間にわたって日記『断腸亭日乗』を書き続けた。本書は『日乗』に「老人の性と生」という視点で自らの老いの心境を読み込みつつ迫る出色の荷風論である。戦災日記、荷風の女たち、社会を見る目、『墨東綺譚』について、荷風晩年に焦点を合わせて著者独特の読みが展開される。(紹介文)
小説永井荷風伝 他三篇 ¥800 佐藤春夫/中島国彦・解説 岩波書店 岩波文庫 2010年 重版 文庫版 カバー −佐藤春夫は、荷風の文壇登場からその死まで、その人と文学に深い理解と共鳴を持ち続けた。荷風文学の本質を「稀有の詩魂」とその「文章」に求めた一連の小説・評論は、荷風文学への最良の道案内である。「小説永井荷風伝」は、数ある荷風評伝中の代表作。他に荷風についての評論・随想「最近の永井荷風」「永井荷風」「夢に荷風先生を見る記」を収める。(紹介文) 4編収録 −小説永井荷風伝(14章 まへがき、めぐりあひ、偏奇館門前、三田の學塾にて、荷風文學の根源、アメリカに在りて、新帰朝者の誉及び荷風の秘密、わが再び荷風に会ふまで、近世艶隠者、形影相弔の文学、断腸花、漂泊の老詩人、華やかな老残、奉る小園の花一枝 )/最近の永井荷風/永井荷風−その境涯と芸術/夢に荷風先生を見る記/中島国彦・解説
荷風文学みちしるべ ¥800 奥野信太郎/近藤信行・編 岩波書店 岩波現代文庫 2011年 初版 カバー 帯 −荷風に傾倒した奥野信太郎は、荷風についての多くの優れた随想・評論を残している。中国文学者である奥野は、様々な見地から自由闊達に「最後の文人」荷風を語る一方で、荷風文学解読の鍵として、荷風に与えた中国文学の深い影響を強調する。奥野の「荷風論」を、初めて集成して1冊にまとめる。荷風愛読者の待望の一冊・岩波現代文庫オリジナル版。(紹介文) 2部構成16編 −荷風文学鑑賞、荷風の当代観察記、『珊瑚集抄」解説、「花火」「二人妻」解説/反俗を貫く最後の文人、よき教授永井荷風、荷風と私家版、永井荷風における好色趣味、永井壮吉教授、荷風文学の女性像、荷風と中国文学、永井荷風を偲んで、荷風追憶、永井教授の俸給、荷風と金銭、対談「永井荷風の人と作品」(奥野信太郎・大岡昇平)/底本一覧/近藤信行・解説「奥野信太郎さんのこと」
小説 永井荷風 ¥1,000 小島政二郎/稲積光夫・追記/加藤典洋・解説 筑摩書房 ちくま文庫 2013年 初版 文庫版 カバー背ヤケ背端破れ痛み有
中原中也との愛 : ゆきてかへらぬ ¥500 長谷川泰子 著 ; 村上護 編 角川書店 角川学芸 角川文庫 角川ソフィア文庫 平成20年 重版 カバー
父 夏目漱石 ¥1,000 夏目伸六 角川書店 角川文庫 昭和39年 重版 文庫版 帯 小口ヤケ 21章 −父夏目漱石、父の日記と子供達、面会日、盗人の糞、父の一喝、父の命日、一葉と漱石の原稿料、父と二葉亭と本郷界隈、「猫の墓」、博士嫌いと夏目博士、漱石とトルストイ、「道草」の頃、父の家族と道楽の血、思い違い、父の胃病と「則天去私」、父・臨終の前後、父の手紙と森田さん、岩波茂雄さんと私、自誡、漱石の母とその里、母のこと、あとがき
漱石の思ひ出(漱石の思い出) ¥1,000 夏目鏡子/松岡穰・筆録/夏目伸六・解説 角川書店 角川文庫 昭和43年 重版 帯 ヤケ、スレ有 64章 −松山行、見合ひ、結婚式、新家庭、父の死、上京、養子に行つた話、「草枕」の素材、書生さん、長女誕生、姉さん、犬の話、洋行、筆の日記、留守中の生活、白紙の報告書、歸朝、黒板の似絵、別居、小刀細工、離縁の手紙、小康、「猫」の家、「猫」の話、有難い泥棒、「猫」の出版、生と死、木曜會、朝日入社、長男誕生、最後の轉居、坑夫、謡の稽古、所謂「煤煙」事件、猫の墓、満韓旅行、修善寺の大患、病床日記、經過、歸京入院、病院生活、博士號辞退、良寛の書など、善光寺行、二つの縁談、朝日講演、破れ障子、雛子の死、私の迷信、呑氣な旅、二度目の危機、酔漢と女客、自費出版、芝居と角力、京都行、子供の教育、糖尿病、晩年の書畫、二人の雲水、死の床、臨終、解剖、葬儀の前後、其後の事ども/漱石年譜/松岡穰「編録者の言葉」/解説
漱石文学における「甘え」の研究 ¥800 土居健郎 角川文庫 白213−1 昭47 初版 カバー背ヤケ 小口ヤケ、シミ −文庫版を刊行するにあたって/序章/第二章 「坊ちゃん」について(「坊ちゃん」の性格、恩に着る心理)/第三章 「坑夫」について(逃亡者、出会い)/第四章 「三四郎」について(三四郎の課題、Pity’s akin to love、置き去りにされる者)/第五章 「それから」について(代助の自我意識、「つまり世の中が悪いのだ」、破局に向かって)/第六章 「門」について(宗助の生活、罪の意識、信仰なき者)/第七章 「彼岸過迄」について(敬太郎の好奇心、須永の秘密、「なぜ嫉妬なさるんです」、「そのわけが知りたい」)/第八章 「行人」について(気ちがいの心、一郎のたくらみ、一郎の病気、「あやすことができない」)/第九章 「こころ」について(「私」と「先生」、「先生」と「両親」、「先生」の過去、「先生」の死)/第十章 「道草」について(健三の帰郷、健三の生い立ち、「世の中に片付くものなんて殆んどありゃしない」)/第十一章 「明暗」について(津田とお延、「僕は人に厭がられるために生きているんです」、未完の結末)/終章 精神分析的解釈の性格、自己分析としての漱石作品
増補 漱石論集成 ¥1,500 柄谷行人 平凡社 平凡社ライブラリー 2008年 重版 カバー  −「マルクスを読むように、わたしは漱石を読んできた」。著者自ら語るように、思想家柄谷行人にとって、漱石は、つねに思索の導きの糸である。単行本未収録の漱石論160枚を増補。 (紹介文) 6部構成24編 −漱石試論1(意識と自然、内側から見た生、階級について、文学について、風景の発見) 漱石試論2(漱石とジャンル、漱石と文) 漱石試論3(詩と死−子規から漱石へ、漱石のアレゴリー) 作品解説(『門』、『草枕』、『それから』、『三四郎』、『明暗』、『虞美人草』、『彼岸過迄』、『道草』) 講演その他(漱石の多様性、漱石の構造、淋しい「昭和の精神」、漱石の「文」、エクリチュール、漱石とカント) 断片/第三文明社版あとがき、あとがき/初出一覧
漱石先生ぞな、もし ¥500 半藤一利 著 文藝春秋 文春文庫 2013年 重版 カバー
漱石の長襦袢 ¥500 半藤末利子 著 文藝春秋 文春文庫 2012年 初版 カバー
漱石と歩く、明治の東京 ¥500 広岡祐/夏目漱石・関連 祥伝社 祥伝社黄金文庫 平成24年 初版 文庫版 カバー カラー写真、モノクロ図版有 −文豪が愛した帝都・東京が今、鮮(あざ)やかによみがえる!明治の東京へ−大政奉還の年に江戸郊外で生まれ、明治の終焉を見届けて去った作家・夏目漱石。その足跡と作品でめぐる東京散歩は、近代化のなか苦悩した漱石の人生と江戸から帝都・東京へ急速に変貌した街を知ることでもある。豊富な写真や地図とともに、さあ明治の東京へ!(紹介文) 7章構成 −はじめに/小石川・白山/浅草・両国/千駄木・本郷/神田・麹町/日本橋・京橋/早稲田・神楽坂/新宿・日暮里・護国寺/コラム5編/本書で紹介した漱石作品、漱石と明治の東京・比較年譜/おわりに、参考文献
向田邦子 最後の炎 ¥400 小林竜雄 中公文庫 平10 重版 カバー 
−脚本家でドキュメンタリー番組「向田邦子の東京物語」を構成した著者が改めて、乳がん手術から台湾での事故までの邦子の後半生を取材し検証し直す、邦子が書かなかった「もう一つの向田邦子物語」
−隠された孤独なたたかい/「故郷もどき」への旅/「父」のルーツへの旅/「小説」への熱き想い/本当の「故郷」を求めて  
森鴎外 ¥800 石川淳/竹盛天雄・解説 岩波書店 岩波文庫 1978年 初版 文庫版 212頁 −本書は、“史伝”という名称に縛られ、なおざりにされていた鴎外晩年の『澀江抽斎』以下の三小説に、鴎外の「作家精神の大業」をみいだし、従来の鴎外像に画期的な転換をもたらした名著である。知識、理解をともに備えた、すぐれた二つの文学精神が正面からむきあい、はげしい緊迫した対決が全編に展開する。(紹介文)  −森鴎外(鴎外覚書(澁江抽齋、北條霞亭、古い手帳から)/詩歌小説(抒情詩風、我百首とその前後、追儺以後、灰燼まで)/傍觀者の事業に就いて(飜譯概觀、諸國物語、傍觀者の位置、傍觀者の運動、大鹽平八郎、自然を尊重する念、新なる性命)/あとがき)/鴎外についての対話/竹盛天雄・解説
森鴎外覚書 ¥1,000 成瀬正勝/福田清人・解説 中央公論社 中公文庫 昭和55年 初版 217頁 カバー 頁ヤケ −近代文学研究史上に特記される鴎外論の名著。鴎外の精髄は明哲と高雅にあり−「鴎外の理念」「鴎外学序説」など着実な考証と眼識から生まれた十三章の論考と「余稿(「鏡花先生病み給ふ」など六章」を収録(紹介文) 2部構成 −鴎外に関する覚書(鴎外の理念、鴎外の伝統、鴎外学序説/鴎外と逍遙、鴎外と漱石、鴎外と露伴、鴎外と敏、鴎外と緑雨/鴎外の作品にあらわれた人物、鴎外の古典性、鴎外の秋、鴎外と官僚、鴎外と漱石)/余滴(鏡花論、鏡花先生病み給ふ、荷風論序説、偏奇館訪問、知的小説としての「それから」、明治における知的小説/福田清人・解説
同時代作家の風貌 ¥1,000 佐々木基一 著 講談社 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ 1991年 初版 カバー
芸術と実生活 ¥1,000 平野謙 著 岩波書店 岩波現代文庫 文芸 2001年 初版 カバー 小口シミ
考える人 ¥500 坪内祐三 著 新潮社 新潮文庫 平成21年 初版 カバー 帯
日本語の作法
日本語の作法
¥500 多田道太郎/玉井ヒロテル・カバー 角川書店 角川文庫 昭59 初版 文庫版 225頁 カバー 小口ヤケ 
矛盾や省略で構成される日本語のおもしろさや、むずかしさを笑いとともに語りかける。軽妙な言語エッセー(紹介文より) 
−しゃべる、敬語、ことば尻、かくされた文法、外来語、標準語、人称代名詞、文字、日本語の作法1、日本語の作法2/あとがき
新つれづれ草 −高橋義孝随筆選
新つれづれ草 −高橋義孝随筆選
¥500 高橋義孝/山口瞳・解説 角川書店 角川文庫 緑295−2 昭50 重版 文庫版 264頁 カバーシミ 小口ヤケ 
随筆57編 
−この日この時、焼き蛤の哲学、笑獣会、思い上がりの効用、お酒のこと、あるいは雨の暁に、東京今昔、陰暦十二月十六日の夕方、相撲、チューブ、桑原桑原、底冷え、銅鐸先生のうしろ姿、「霞留メ」と『死神』、東京原住民、無学の効用、老人と若人、別れ、五本肢の獅子、芸術と人生と、禁酒の弁、いろは、都会人と地方人、「そうしたものだ」、年の瀬、酒飲み十戒、秩父山塊、海の呼び声、男というもの、へそくり失敗、マルタ漁、原風景、役人のライス・商人のメシ、鴎外の頭をたたく、歴史随感、客さまざま、ささえをもたない強さ、モシモシ亀ョ、秋茄子・さんま・新芋、葉月のたたずまい、三都の酒、小人閑居、ある寒い朝、そういうもの、今は何をか包むべき、「当地興行」、男の姿、鴎外の生れた町、敬語と日本文化、いつも来る人、ヤリタガリヤ、巨視と微視、百關謳カ、落ちていた将棋の駒について、芭蕉とゲーテ、旅と人生、日本再発見/
山口瞳・解説/あとがき
日本語の論理 ¥500 外山滋比古 中央公論新社 中公文庫 2009年 重版 287頁 カバー 頁端折れ有 −非論理的といわれている日本語の構造を、多くの素材を駆使して例証し、欧米の言語と比較しながら、日本人と日本人のものの考え方、文化像に説き及ぶ。(紹介文) 4部15編 −日本語の論理、日本語と創造性、文章構成の原理、思考の組み立て/日本語の姿、日本語点描(話しことば・書きことば、言語の貧困、「抽象」嫌悪症、演劇的感覚、国語の顔、日本語教育、座談会形式、非アリストテレス的)/言語と思考、外国語の学習と思考、アイランド・フォーム、エレガントな対立、外国文化三つの顔、外国語論/映像と言語、映像と言語の二重文化、不同調の美学/文庫版のあとがき
アイディアのレッスン ¥500 外山滋比古 筑摩書房 ちくま文庫 2010年 初版 204頁 カバー −しなやかな発想、思考を実生活に生かすには、どうしたらいいのだろう。たんなる思いつきをアイディアにするには?企画、営業、レポートなど仕事や勉強、きらりと光る会話にまで、大きく影響するアイディアのポイントは?学校や会社では教えてくれないアイディアのつくり方を教えます。日々の暮らしを賢く、美しく、そして面白く生きていけるように。『思考の整理学』実践篇。(紹介文) 3部構成 −はじめに−アイディアをものにする“頭”/1 アイディアの基本(アイディアとはなにか、まずは考える、工夫して思いつく、価値ある考えとは、アイディアを生む“ウォント”、アイディアと模倣、「プロ的アイディア」「アマ的アイディア」とは、アイディアはいたるとこにかくれている、ユーモア・冗談、アイディアはところを選ぶ) 2 アイディアのルール(いつ・どこから生まれるか、浮かんだらメモ、アイディアづくりには忘却が必要、アイディアづくりは「休むに似たり」、アイディアは誤って生まれる) 3 アイディアのつくり方(ブレイン・ストーミング、延長線・慣性の法則、セレンディピティ、醗酵させる、“カクテル”にする、たとえる、結合させる、類推する、ヴァリエーションをつくる、入れかえる)/おわりに―創意、工夫はなぜ必要か/文庫版あとがき
文学の常識
角川文庫・文学の常識
¥500 中野好夫/佐伯彰一・解説 角川書店 角川文庫 昭和49年 重版 160頁  カバーシミ、汚れ
巴里滞在記 ¥1,000 小宮豐隆(小宮豊隆) 角川文庫 1196 昭34 重版 176頁 
−巴里滞在記/『第三研究』の芝居/ストックホルム/あとがき
書物の解体学 ¥500 吉本隆明 中公文庫 昭56 初版 カバー 
−ジョルジュ・バタイユ(「序」、「近親相姦」、「不運」)/
モーリス・ブランショ(「死」、「法」と「言葉」)/
ジャン・ジュネ(「風景」、「煉獄」)/
ロートレアモン(「歌」、「倫理」)/
ミシェル・レリス(「性・母・資質」、「聖」の概念)/
ヘンリー・ミラー(「初期」、「虚無」、「社会」、「倫理」)/
ガストン・バシュラール(「物質」、「想像力」)/
フリードリッヒ・ヘルダーリン(「神話」「自然」「愛」、「頌」)/
カール・グスタフ・ユング(「夢」、「神話」)/

あとがき/文庫版あとがき
書物の解体学 ¥1,000 吉本隆明 著 講談社 講談社文芸文庫 2010年 初版 カバー
文藝復興 ¥500 林達夫/大岡信・解説 中公文庫 昭56 初版 カバー 小口蔵書印有 
−著者の言葉/『みやびなる宴』/ギリシア悲劇の起源/三つの指環の話/書籍の周囲(序に代えて、文献学者 失われた天主教文化、辞書について、翻訳をいかに読むべきか、聖者の顔、『タイス』の饗宴)/文藝復興(序論、新しき人間、古代復興、美的文化)/発見と発明との時代/解説
ドイツ文學十二講(ドイツ文学十二講) ¥1,500 三井光彌 角川文庫 380(青色帯53)・381 昭28 前篇重版・後篇初版 前後編2冊揃 下巻背ヤケ、シミ  
第一講 『ニーベルンゲンの歌』とドイツ國民性/
第二講 ドイツの國民性戲曲・レッシング/
第三講 ゲーテの生活と藝術(上)/
第四講 ゲーテの生活と藝術(下)/
第五講 悲劇詩人としてのシルレル/
第六講 浪漫主義とクライスト/
第七講 十九世紀中葉のドイツ戲曲・近代劇の先驅者としてのヘッベル/
第八講 近代派の運動とドイツの自然主義/
第九講 自然主義より新浪漫主義へ/
第十講 「若きウィーン」の文學/
第十一講 新古典主義・現代のドイツ小説/
第十二講 二つの大戰の間
續忘れ得ぬ人々(続 忘れ得ぬ人々 −仏蘭西文人群
続 忘れ得ぬ人々
¥1,500 辰野隆/杉捷夫・解説/和田三造・装幀 角川書店 角川文庫 昭25 初版 文庫版 273頁 ヤケ 
−序/
現代仏蘭西文学者一瞥/
ユウゴオの五十年祭/
アルチュウル・ランボオ/
マラルメ(マラルメの印象、解し得るマラルメ、マラルメの『骰子の一擲』、マラルメとアミエル)/
ピエエル・ルイス/
バルザック(偉大なるバルザック、人間バルザック)/
フロオベエル(フロオベエルの自覺、フロオベエル瑣談、フロオベエル偶感、フロオベエルの風貌、フロオベエルの『紋切型字典』)/
リイル・アダンの『人造人間』/
アナトオル・フランス(フランスの生涯と制作、フランスとヴァレリイ)/
モオリス・パレス/
サント・ブウヴ/
チボオデ(チボオデといふ人、チボオデとリヴィエエル)/
ヴァレリイの『ヴァリエテ』/
笑の考察(ボオドレエルとベルグソン)/
クレマンソオの言葉/
ボオマルシェエ(鬼才ボオマルシェエ、フィガロの獨白)/
アンベリックの貧困/
シラノ・ド・ベルジュラック(『シラノ』閑言語、『シラノ』冗言)/
バタイユの死とベルンスタン/杉捷夫・解説
ふらんす人 ¥1,000 辰野 隆 講談社 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ 1991年 初版 カバー
記憶の蜃気楼 ¥1,000 鈴木信太郎 著 講談社 講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ 1991年 初版 カバー
フランス・ルネサンスの人々 ¥800 渡辺一夫 著 岩波書店 岩波文庫 2010年 重版 カバー
北一輝論 ¥800 村上一郎/後藤総一郎・解説 角川文庫 白235−2 昭51 初版 カバー 小口ヤケ 地に書名記入 
−北一輝論/明治から昭和へ −支配と被支配の構造/私抄「二・二六事件」 −「革正」か「革命」か?/あとがき/解説
私小説作家論 ¥800 山本健吉 角川文庫 緑帯154 昭29 重版 帯 小口ヤケ、シミ有  
−葛西善蔵/牧野信一/嘉村礒多/宇野浩二/岡本かの子/北條民雄/瀧井孝作/志賀直哉/梶井基次郎/跋
世々の歌びと ¥1,000 折口信夫/西村亨・解説 角川文庫 白232−7 昭50 改版重版 カバー 小口ヤケ 
−女流短歌史/歌の話/正岡子規短歌抄/与謝野寛作歌抄/追い書きにかえて−明治の新派和歌/西村亨「解説・折口信夫と短歌史」
現代ミステリー傑作選 独り笑う殺し屋 ¥800 中島河太郎、権田萬治編/中島河太郎・解説/上原徹・カバー 角川文庫 緑410−13 昭64 初版 カバー背ヤケ 
赤川次郎「名探偵の子守歌」 
仁木悦子「虹の立つ村」 
岡嶋二人「火をつけて、気をつけて」 
高橋克彦「陶の家」 
菊村到「吉見百穴で眠れ」 
船戸与一「ジャコビーナ街道」 
戸板康二「木戸御免」 
生島治郎「密室演技」 
土屋隆夫「虚実の夜」/解説
死者は語らず −宝石傑作選集1−本格推理編 ¥800 中島河太郎編・解説/横尾忠則・カバー 角川文庫 昭54 重版 カバー 
鮎川哲也「五つの時計」 
竹村直伸「風の便り」 
島田一男「泥まみれ」 
佐野洋「E・P・マシン」 
渡辺啓助「吸血鬼考」 
戸板康二「臨時停留所」 
日影丈吉「消えた家」 
仁木悦子「おたね」 
佃実夫「毛唐の死」/
中島河太郎・解説/
中島河太郎「付録「宝石」の歴史」
モダン殺人倶楽部 −新青年傑作選集2 推理2 ¥800 中島河太郎編/玉井ヒロテル・カバー 角川文庫 昭53 重版 カバー 
角田喜久雄「死体昇天」 
水上呂理「精神分析」 
海野十三「人間灰」 
木々高太郎「睡り人形」 
平林初之輔「秘密」 
甲賀三郎「四次元の断面」 
山本禾太郎「閉鎖を命ぜられた妖怪館」 
江戸川乱歩「陰獣」(8編)/
中島河太郎・解説「『新青年』こぼれ話」

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2011年3月11日に発生した東北地方の地震で被災された方、震災の影響を受けておられる方、お身内・お知り合いについて心痛めていらっしゃる方々へ蔭ながらお見舞いと、ご無事をお祈り申し上げます。時間はかかるとは思いますが、心身の安定、生活の落ち着きを取り戻せるよう願っております。古本など、不要不急の品ですが、どなたにとっても、幾ばくかでも心のハリとなりますことを願います。  苔花堂書店 五本木広子