３章７１編
－老鷺、涼味、去年の元日、年始歳暮、鎌倉の夏、日本髪、朝富士、胡瓜、御會食の記、白足袋、張子の虎、ラジオの功徳、庶民の夏、ゆかた、二日月、あさがほ、郷愁の色、ひとりごと、雁、鎌倉の美術館、正月の思ひ出、かきぞめ、探梅、菓子の會、尊氏と正成、人相、行儀、藝術院の授賞式、朝夕安居、交番の焼打、つゆあけ、木犀、三國同盟、逆説忠臣蔵、櫻が池、女芝居、ある構圖、平和追求、道しるべ、菊／
引越ばなし、子鴉、銀座回顧、回想の江東、立姿、Ｍ夫人、「明石町」對面、散歩、江東の梅を思う、青帛の仙女、失はれた築地川、御殿場高原、忘られぬ俤／
上村松園論、自作を語る、市人の暮らし、私の先生、圓朝と野州の旅をした話、内職、雑誌の繪について、思ひ出の佃小橋、五十年前、わが家の歴史、作品のゆくへ、「明石町」をかいたころ、金澤八景、清長、心のふるさと、古跡、弔辭／
鏑木照「妻として五十年」 清方閑談（北川桃雄・対談） 山田肇「あとがき」
