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価格 | 対象画家、執筆者 | 出版社・展覧会会場 | 発行年 | 状態、目次抄 |
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ブリキ男 | ¥3,000 | 秋山祐徳太子 | 晶文社 | 2007年 | 初版 カバーシミ汚れ 端スレ 帯 小口シミ 署名入 旧蔵者による本購入店、価格・署名をもらった日・場所などの付箋メモ付 -「将軍」「皇帝」「仏像」など、異端のブリキアートを追い求めた秋山祐徳太子の初の書き下ろし自伝。戦前の東京下町の生活、戦後混乱期の少年時代、武蔵野美大の青春、全学連の闘士だった60年安保、ポップな行動芸術としての「グリコ」パフォーマンスや75年都知事選立候補の顛末など自らの人生と、赤瀬川原平・高梨豊らとの「ライカ同盟」や種村季弘、山口昌男ら多くの仲間たちとの交流、また剛毅な母との二人だけの日々を、心温かく、かつ痛快なタッチで描く。(紹介文) |
奇譚 伊藤晴雨伝 | ¥2,000 | 団鬼六/江村完児・挿絵 | 譚奇会・発行/三崎書房・発売 | 昭和47年8月15日 | 初版 カバー 帯 頁皺折れ有 -歌舞伎舞台の異色装置家であると同時に暗い時代にSM画家としての金字塔を打ちたてた伊藤晴雨の真髄を、SM作家団鬼六が丹念に小説化した力作!(帯文) |
外道の群れ -責め絵師 伊藤晴雨をめぐる官能絵巻 | ¥2,000 | 団鬼六 | 朝日ソノラマ | 1996年 | 初版 カバー 帯 -伊藤晴雨の残酷と竹久夢二の抒情 一人の女が相反する絵のモデルを演じた。異常画家をとりまく大正の外道達の変態絵巻。著者 会心の書き下ろし作(帯文) |
伝奇・伊藤晴雨 | ¥2,000 | 斎藤夜居/礒部静雄・「風俗遷史」解題 | 青弓社 | 1996年 | 初版 カバー -苦悶にあえぐ女性の美を写しきった希代の責め絵師・伊藤晴雨。緊縛の図をはじめ晴雨の残した無数の絵画の描線をなぞり、残酷にして妖気ただよう鬼才の世界を探る。(紹介文) 1966年豊島書房刊『伝奇 伊藤晴雨』の復刻 参考図版多 -序/晴雨鑑賞「源氏節の稽古屋」 「風俗遷史」解題-礒部静雄/雪責め、責めの四十八手、晴雨素描、逆さ吊り、「燔刑(ひあぶり)」について、動坂の化け物屋敷、『責の話』『論語通解』、晴雨と竹酔、責め愛好者のむれ、伊藤晴雨余聞/晴雨文献・参考書・その他/後記 |
伊藤晴雨自画自伝 | ¥2,000 | 伊藤晴雨/福富太郎・編/福富太郎、伊藤順一郎、伊藤菊、伊藤櫟堂・談、再録 | 新潮社 | 1996年 | 初版 カバー 帯 -乱れる黒髪、苦悶のあえぎ・・・“責め絵”の分野で究極の女性美を描き続けた鬼才が綴る数奇な半生。単行本未収録の自叙伝に「私の伊藤晴雨探究」福富太郎著ほかを収録。図版多数!(帯文) 参考図版多(カラー含む) -福富太郎「私の伊藤晴雨探究」/伊藤晴雨「自画自伝」/伊藤順一郎「兄の思い出」 伊藤菊「父の思い出」/附録 伊藤櫟堂「向島にいた人々」/伊藤晴雨略年譜ほか |
紫陽花舎随筆![]() |
¥2,000 | 鏑木清方/山田肇編/鏑木照、北川桃雄 | 六興出版 | 昭和55年 | 重版 函背ヤケ、シミ -カラー図版8頁 各章扉モノクロ挿絵 -失われた明治の市井の暮らしへの尽きることのない愛惜を綴る画家清方、晩年の折々の記70篇。紙背に流れる批評精神に清方芸術の源泉をみる。3章71編 |
花舟抄 桑原住雄・千枝作品集 | ¥2,000 | 桑原住雄、桑原千枝/水野るり子、井出孫六、保坂和枝、中野嗣寛・寄稿 | 桑原住雄・刊 | 1995年 | 私刊本 裸本 シミ有 桑原千枝追悼作品集 -桑原住雄・はじめに/俳句・短歌(桑原住雄、桑原千枝) 桑原千枝・書 桑原千枝・随筆/寄稿(水野るり子、井出孫六、保坂和枝、中野嗣寛)/桑原住雄・あとがき/略歴 |
さらば気まぐれ美術館![]() |
¥2,000 | 洲之内徹 | 新潮社 | 昭和63年 | 重版 カバー端スレ |
洲之内徹の風景 | ¥3,000 | 「回想の現代画廊」刊行会・編/洲之内徹・関連/大倉宏・編集構成/後藤洋明・年譜作成/野見山暁治、白洲正子、ヨシダ・ヨシエ、米倉守、丹治日良、藤井一雄、瀬木慎一、難波田龍起、秦豊、米山直昭、菊岡京子、水村喜一郎、木下晋、吉田淳治、山田正博、林美紀子、窪島誠一郎、小林弘、高橋ユリカ、中本純一、大原富枝、青木茂、金田龍之介、武田光司、広江重徳、望月望、大川裕子、三芳悌吉、横手美枝子、森田明子、他執筆 | 春秋社 | 平成8年 | 初版 カバー端スレ 天、小口シミ 5部編成92編 -口絵写真2頁/1・永遠の旅びと(8編 野見山暁治「顔のデッサン」 白洲正子「永遠の旅びと」 ヨシダ・ヨシエ「死とエロスの匂いのする人」 米倉守「語られなかった余白」 丹治日良「洲之内徹と松本竣介の風景」、他) 2・現代画廊開店のころ(15編 藤井一雄「同じ屋根の下で」 瀬木慎一「現代画廊の初期」 難波田龍起「洲之内徹と現代画廊」 秦豊「『ちゃわん屋文庫』での出会い」 米山直昭「絵を売らない画廊」 菊岡京子「洲之内さんと菊岡久利」、他) 3・画家たちの現代画廊(31編 水村喜一郎「洲之内さん」 木下晋「洲之内徹の視線」 吉田淳治「執拗に見る人」 山田正博「ひとこと」 林美紀子「憶測・洲之内さんがもてたわけ」、他) 4・旅(11編 窪島誠一郎「洲之内さんとの旅」 小林弘「洲之内さんのへっぴり腰」 高橋ユリカ「佐渡への取材旅行」 中本純一「芦別の「洲之内コレクション展」」、他) 5・訪廊者たち(27編 大原富枝「洲之内さんから買い損なったパスキンの裸婦」 青木茂「現代画廊で見た高橋由一」 金田龍之介「大川端のすれ違い」 武田光司「洲之内山脈・心の風景」 広江重徳「魅力的な案内状」 望月望「原勝郎と長谷川リン二郎」 大川裕子「『気まぐれ美術館』の頃」 三芳悌吉「硬骨の評論家」 横手美枝子「暖簾の内と外」 森田明子「現代画廊の日々」、他)/大倉宏「折り返し点の感触-編集後記をかねて」 後藤洋明「洲之内徹年譜」「現代画廊展覧会歴」 |
わが遍歴の山河![]() |
¥1,000 | 東山魁夷 | 新潮社 | 昭48 | 重版 カバー 徒弟時代ともいうべき遍歴の日の物語 -巻頭口絵カラー図版1葉/追憶の港、山國、欧州の旅1、欧州の旅2、歸國、北と南の間、新居、大陸の旅、戦火、一筋の道/巻末作品集(モノクロ図版20点) |
新版 平山郁夫私のスケッチ技法 | ¥1,500 | 平山郁夫 著 ; 村木明 解説 | 実業之日本社 | 2012年 | 重版 カバー |
白樺の杖![]() |
¥2,000 | 曽宮一念 | 木耳社 | 昭47 | 初版 函シミ 扉蔵書印有 裏見返し蔵書票貼り跡有 作品10点 随筆21編 -白い杖/濃霧/断章1/日本風景/国破れて山河無し/夢/断章2/秋冬好き/田園/断章3/夢風景/烟の出る山/山を描こう/失われたもの/一つの窓/中村補遺/あだ名/断章4/藻刈/断章5/ききがき/あとがき |
雲をよぶ 曽宮一念詩歌集![]() |
¥2,000 |
曽宮一念/大岡信・編/曽宮一念・装画/多田進・装幀 | 木耳社 | 1995(平7) | 初版 函ヤケ、シミ有 帯 小口シミ 口絵カラー図版1枚 百一歳の天寿を全うして逝った風景画家・曽宮一念が七十八歳で失明して後、その創作意欲を傾注した「へなぶり」短歌と詩-純粋な詩情が息づく孤高の世界を集成(帯文) |
随筆集 わたしのどろ箱![]() |
¥5,000 | 木内克/木内輝(木内克夫人)/海上雅臣・跋文 | 求龍堂 | 昭和45・序文 | 432頁随筆集 奥付欠(昭和45年序文) 函 トンネル函 昭和24年から42年に書かれた随筆 7部74 編 附・木内輝(木内克夫人)「をとこもすなる」 カラー作品図版2点 モノクロ作品図版17点 木内輝作品1点 参考作品写真6点 -滞欧生活雑感(タナグラにひかれて、ノミの市の思い出、掘出しの楽しみ、驚かされた散歩、仏像見ある記、カイロ紀行-スフィンクスの謎)/芸術随想(ジュノム、ヴィオロン・ダングル、原始彫刻と現代作家、要・不要、彫刻の本質を知る、粘土と形の世界、発想と表現、鉛筆・紙・粘土、断片と断片と、彫刻家の目)/ 作家と作品(ルネッサンス彫刻の思い出、ミューゼ・ロダン、ロダンのデッサン、ロダンの遺産、ロダンと日本、彫刻家ピカソ、ブレコロンビヤン芸術、自然の韻律-古代メキシコの美術をみて、インドの彫刻、ポンペイ古代美術展をみて-悲しみの凝結、エジプト美術五千年展から-書記の趺坐像、マイヨールとブルデル)/ 技法にふれて(彫刻における眼、ギリシャのテラコッタ、テラコッタの魅力、タナグラと漢俑、土師部の悲劇)/ アトリエにて(アトリエ日記、女体礼讃、人体と雲、人間尊重、ミロのヴィナス展断想、日展の彫塑、手放したくない作品、手のあるトルソ、壺、彫刻と写真、日本の字、尖石行、レリーフ「コロナ」、自作自飲、矢、アトリエの冬、仕事の疑問、偶感、裸体研究)/ 追悼記(藤田嗣治を悼む、青年朝倉先生、落葉を拾う)/ 生活断章(トンボとヴィナス、水戸の味、水戸と私、郷土への初便り、でたらめ、正月のうた 富士、売り絵、やきものと私、古道具、ラニーさん、四千万円也、小さい庭の出来事、私のマリア像、専門家に叱られる話、縄文時代を思う、毛嫌い、戦争、妻の横顔、戦後の生活断章)/ 木内輝「をとこもすなる」/海上雅臣「わたしのどろ箱に寄せて」 |
美術方寸![]() |
¥5,000 | 中川一政 | 竹村書房 | 昭和8年 | 重版 函壊れ痛みシミ ヤケ、シミ 頁シミ有 口絵カラー図版1点(油彩画「霜のとける道」) モノクロ挿画18点 文中挿絵有 39編 |
随筆集 顔を洗ふ![]() |
¥3,500 | 中川一政・装幀、装画 | 中央公論社 | 昭和13年 | 初版 函ヤケ、スレ、シミ 函背痛み有 扉絵木版 ヤケ、シミ 見返し小印有 |
一本の線 | ¥2,000 | 野見山暁治 | 朝日新聞社 | 1990年 | 初版 カバー 帯 -「信頼できる一本の線を引きたい・・・」戦時下に青春を送った画家の書き下ろし自叙伝(帯文) 7章 -新しい土地、アトリエ村、残された日々、白い国境、柵の中、刻まれた海、一本の線/あとがき |
空のかたち 野見山暁治美術ノート | ¥2,000 | 野見山暁治 | 筑摩書房 | 1994年 | 初版 カバー端スレ -絵を描く、絵をよむ、絵描きに出会う。迫力のある見事な文章でつづった、絵と絵描きの世界をめぐる胸を打つさまざまなエピソード。(紹介文) 5部構成63編 -口絵カラー4頁(2章と3章に関連しての参考図版)/1・絵を描きながら(12編 留学生選考の日、絵の学校で、受験のころ、入試の季節、女の絵描き、パルテノン、保土ケ谷のころ、絵具屋「ルーベンス」、パリでの食いつなぎ、マドリッドの窓、ムッシュウ・ウラシマ、絵を描かなかった12年間) 2・画家とのめぐり会い(18編 無題/金山康喜、駒井哲郎、田淵安一、清宮質文、今西中通、菅井汲、山口長男、青山義雄、香月泰男、高田博厚、山本作兵衛、坂本善三、萬鉄五郎、原勝四郎、青木繁、フランシス・ベーコン、ベン・シャーン) 3・絵との出会い(10編 ヴィンセント・ファン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、アンリ・ルソー、ワシリー・カンディンスキー、オノーレ・ドーミエ、ジョルジュ・スーラ、モランディ、ジョルジュ・ブラック・黒田清輝、中国の古い絵) 4・創作ノート(8編 イタリイ女/デッサンについて、“石膏デッサン”の功罪、ローマ賞絵画の行方、アトリエから、創作日記、レリーフの壁、個展随想) 5・画家のことば(15編 油絵を始める人のために、下手な人の絵、直截な方法、女性を描く、鏡の中のわたし、若い日の自画像、現象のかたち、モノグサ、消えてゆくカタチ、目下修行中、ある逆立ち風景、窓の小景、装幀の話、わたしのリトグラフィ集、写生の旅)/あとがき |
うつろうかたち | ¥2,000 | 野見山暁治 | 平凡社 | 2003年 | 初版 カバー端スレ -愛する人々と風景、その出会いと別れ。失意と再起が駆け巡った時代の切れぎれ。滋味あふれる思索と安らぎの時間に誘うエッセイ。回顧展記念公園、初の「自作を語る」併載。(帯文) |
野見山暁治画文集 目に見えるもの | ¥2,000 | 野見山暁治 | 求龍堂 | 2011年 | 初版 カバーシミ有 -これは絵と文、互いの友情としての握手なのか、両者、闘いのリングでの打ち合いなのか。野見山暁治、待望の初画文集!野見山暁治90歳。いよいよ奔放な筆、踊る言葉、随筆の名手としても知られる野見山暁治待望の初画文集。気鋭の写真家、鬼海弘雄が撮影した撮り下ろしポートレート巻頭掲載。(求龍堂紹介文) |
コブナ少年-十代の物語 | ¥1,500 | 横尾忠則・装幀とも | 文藝春秋 | 2001年 | 初版 カバー 帯 7章 -五感全開 直観人生 十代物語 純でエロティックなヰタ・セクスアリス(帯文) |
いらっしゃいませ 古本屋の苔花堂書店です。どうぞ ゆっくりとごらんください。
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